接続詞
学習のめあて
- 等位接続詞(and, but, or, so)と従属接続詞(because, when, if, that など)の違いを説明できます。
- 接続詞が表す意味(理由・逆接・条件・時・目的・譲歩など)を見分け、適切な接続詞を選べます。
- 2つの文を接続詞で1文にまとめるときの語順(主語+動詞の形)を正しく作れます。
- because と so を同時に使わない、if と when の使い分けなど、よくある誤りを避けられます。
- 接続詞を使って、短い英作文で理由や条件をはっきり伝えられます。
解説
1. 接続詞とは
接続詞は、文と文、語と語などをつなぐ言葉です。接続詞を使うと、文の関係(理由・逆接・条件など)がはっきりします。
2. 大きく2種類:等位接続詞と従属接続詞
- 等位接続詞:同じレベルのもの(文+文、語+語)を対等につなぐ。例:
and,but,or,so - 従属接続詞:主な文(主節)に、理由・条件・時などの文(従属節)をくっつける。例:
because,when,if,that,before,after,untilなど
3. 等位接続詞(and / but / or / so)
- and(〜そして / 〜と)
例:I play soccer, and my sister plays tennis.
同じ方向の情報を足します。 - but(しかし)
例:I like dogs, but my brother likes cats.
反対・対比の関係を作ります。 - or(それとも / 〜または)
例:Do you want tea or coffee?
選択を表します。 - so(だから)
例:It was raining, so we stayed home.
原因→結果の「結果側」を言う接続です。
4. 従属接続詞(because / when / if / that など)
従属接続詞は「主な文」+「説明の文(理由・条件・時など)」の形を作ります。
4-1. because(理由:なぜなら〜だから)
- 形:
主節 + because + S + V/Because + S + V, 主節 - 例:
I stayed home because I was sick. - 重要:because と so を同じ文で両方使わない
×Because I was sick, so I stayed home.
○Because I was sick, I stayed home./ ○I was sick, so I stayed home.
4-2. when(時:〜するとき)
- 形:
When + S + V, 主節/主節 + when + S + V - 例:
When I got home, I did my homework. - ポイント:「いつ?」を答える文を作ります。
4-3. if(条件:もし〜なら)
- 形:
If + S + V, 主節 - 例:
If it rains, we will stay home. - ポイント:if は「起こるかどうか分からない条件」によく使います。
4-4. that(〜ということ)
- 形:
動詞 + that + S + V - 例:
I think that he is kind. - ポイント:that の後ろは「文(S+V)」で、内容を説明します。会話では that を省略することも多いです:
I think he is kind.
4-5. before / after / until(時を表す)
- before(〜する前に):
Before I go to bed, I brush my teeth. - after(〜した後で):
After I finished dinner, I washed the dishes. - until(〜まで):
I waited until she came.
5. 語順とカンマの基本
- 従属節が先に来るとき、英語ではよくカンマ(,)を置きます:
When I got home, I called my mom. - 主節が先なら、ふつうカンマなし:
I called my mom when I got home. - 学校のテストでは、カンマがなくても正解になることもありますが、ルールとして覚えると読みやすくなります。
6. 似ている接続詞の使い分け(超重要)
- because vs so
because:理由を言う側(〜だから)
so:結果を言う側(だから〜)
同時に使わない - if vs when
if:起こるか不確か(もし雨なら)
when:起こることを前提にした時(雨が降るとき=降ると決まっている/いつ降るかの話)
中学ではまず「if=もし」「when=〜するとき」でOKですが、迷ったら「条件なら if」「時なら when」と整理します。 - or の注意
否定文ではandよりorが出やすい:I don't have a pen or a pencil.
7. 1文にまとめるコツ
- まず2つの文を用意する。
- どんな関係か決める(理由?逆接?条件?時?)。
- 接続詞を選ぶ。
- 従属接続詞なら、接続詞の後ろは必ず S + Vの形にする。
- 文が長くなりすぎないように、意味が通るか読み直す。
8. よくあるミスまとめ
- × because と so を一緒に使う
- × that の後ろを名詞だけにしてしまう(that の後ろは基本 S+V)
- × if の文で「〜になる」を全部 will にしようとして混乱(中学ではまず形を安定させるのが大切)
- × 接続詞の後ろの主語・動詞が欠ける(
because tiredのようにしない)
問題に挑戦
-
基礎1:意味に合う接続詞を選ぶ(等位接続詞)
次の( )に入る最も適切な語を1つ選びなさい。
I was tired, ( ) I went to bed early.
A) but B) so C) orヒントを見る
「疲れていた」→「早く寝た」は、原因→結果の関係です。結果につなぐ接続詞を考えましょう。
答えを見る
正解:B) so
理由:原因(I was tired)から結果(I went to bed early)へつなぐので so(だから)を使います。
完成:I was tired, so I went to bed early. -
基礎2:意味に合う接続詞を選ぶ(but / and)
次の( )に入る最も適切な語を1つ選びなさい。
I like math, ( ) my sister doesn't like it.
A) and B) but C) soヒントを見る
前と後ろで内容が反対(好き vs 好きじゃない)になっています。
答えを見る
正解:B) but
理由:前後が対比・逆の内容なので but(しかし)を使います。
完成:I like math, but my sister doesn't like it. -
基礎3:because の文(理由)
次の2文を because を使って1文にしなさい。
I stayed home. I was sick.ヒントを見る
「家にいた(主な文)」の理由が「病気だった」です。形は「主節 + because + S + V」です。
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解答例:I stayed home because I was sick.
途中の考え方:
主節:I stayed home.
理由の節:because + I was sick. -
基礎4:because と so の重ね使いを直す
次の文の間違いを直し、正しい英文を1つ書きなさい。
Because it was cold, so I wore a coat.ヒントを見る
because と so は同じ文で両方は使いません。「理由」か「結果」どちらでつなぐか決めましょう。
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正答例1:Because it was cold, I wore a coat.
正答例2:It was cold, so I wore a coat.
理由:because は理由を導く、so は結果を導く。両方同時は×。 -
標準1:when(時)で1文にする
次の2文を when を使って1文にしなさい。
I got home. I started my homework.ヒントを見る
「家に着いたとき」に「宿題を始めた」です。when の後ろは S + V です。
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解答例:When I got home, I started my homework.
途中の考え方:
When + I got home(従属節), I started my homework(主節). -
標準2:if(条件)で1文にする
次の日本語に合う英文を作りなさい。
「もし雨が降ったら、私たちは家にいます。」
語群:if / it / rains / we / will / stay / homeヒントを見る
条件(もし〜なら)なので if を先に置きます。形は「If + S + V, 主語 + will + 動詞」です。
答えを見る
If it rains, we will stay home.
途中式:
If + it + rains, we + will + stay + home. -
標準3:that(〜ということ)
次の日本語に合う英文を作りなさい。
「私は(彼が忙しいということを)知っています。」
語群:I / know / that / he / is / busyヒントを見る
know の後ろに「内容」を文(S+V)で置きます。that の後ろは he is busy の形です。
答えを見る
I know that he is busy.
途中の考え方:
I know + that + he is busy(彼が忙しいということ). -
標準4:before / after(時の順序)
次の( )に入る最も適切な語を1つ選びなさい。
I washed my hands ( ) I ate lunch.
A) before B) after C) becauseヒントを見る
昼ごはんを食べる前に手を洗うのが自然です。順序を表す語を選びましょう。
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正解:A) before
理由:食事の前に手を洗うので before(〜する前に)。
完成:I washed my hands before I ate lunch. -
応用1:接続詞の種類を見分ける
次の下線部の接続詞が表す関係として最も近いものを選びなさい。
I was happy <em>because</em> I won the game.
A) 逆接 B) 理由 C) 選択 D) 条件ヒントを見る
because は「なぜなら〜だから」と理由を説明するときに使います。
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正解:B) 理由
理由:because は理由を導く従属接続詞です。 -
応用2:文章完成(使い分け)
次の英文が自然な意味になるように、( )に because / so / when / if のいずれかを入れなさい。
( ) you finish your homework, you can play games.
※「宿題を終えたら、ゲームをしてよい。」ヒントを見る
ここは「もし」ではなく「〜したら(そのとき)」の感じです。「時」を表す接続詞が合います。
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正解:When
完成:When you finish your homework, you can play games.
理由:宿題を終えることを前提に「そのとき」を表すので when が自然です(条件の if でも文法的には可能な場合がありますが、ここは定番表現として when がより自然)。 -
応用3:英作文(2つの接続詞を使う)
次の条件に合う英文を1文で書きなさい。
条件:because と when を両方使い、「家に帰ったとき、疲れていたので早く寝た」という内容にする。ヒントを見る
骨組みを作りましょう:
When + S + V, 主節(主語+動詞) + because + S + V。
主節は「I went to bed early」にすると作りやすいです。答えを見る
解答例:When I got home, I went to bed early because I was tired.
途中の組み立て:
1) When I got home,(家に帰ったとき)
2) I went to bed early(早く寝た)
3) because I was tired(疲れていたので)
結合:When I got home, I went to bed early because I was tired.