助動詞
学習のめあて
- 助動詞の基本ルール(後ろは動詞の原形、do/does を使わないなど)を理解できる
- can / will / must / may / should の意味と使い方を場面に合わせて使い分けられる
- 助動詞を使った否定文・疑問文・短い答えを正しく作れる
- よくある間違い(to を入れる、三単現の s をつける等)を避けられる
- 助動詞を使って依頼・許可・義務・助言・予想などを自然に表現できる
解説
① 助動詞とは
助動詞は、動詞に「気持ち・判断・可能・義務」などの意味を足して、文の意味を変える言葉です。助動詞だけで動作は表せないので、必ず動詞といっしょに使います。
助動詞の超重要ルール(まずこれ!)
- 助動詞 + 動詞の原形(to はつけません)
- 三単現(he / she / it)でも、動詞に s はつけません
- 疑問文・否定文は、基本的に 助動詞を使って作る(do/does/did は原則使わない)
例:
〇 He can play the piano.(play のまま)
× He can plays the piano.
② can(~できる/~してもよい/~してくれますか)
can は中学でとてもよく使います。主に次の3つの意味があります。
- 能力:~できる(I can swim.)
- 許可:~してもよい(You can use my pen.)
- 依頼:~してくれますか(Can you help me?)
can の否定文:cannot(can't)+ 動詞の原形
例:I can't swim.
can の疑問文:Can + 主語 + 動詞の原形 ~ ?
例:Can you speak English?
短い答え:Yes, 主語 + can. / No, 主語 + can't.
③ will(~するつもりだ/~だろう/~してあげる)
will は未来や意志、予想を表します。
- 意志:~する(よ)I will study tonight.
- 予想:~だろう It will be sunny tomorrow.
- 申し出:~してあげるよ I will carry your bag.
will の否定文:will not(won't)+ 原形
will の疑問文:Will + 主語 + 原形 ~ ?
短い答え:Yes, 主語 + will. / No, 主語 + won't.
④ must(~しなければならない)
must は義務や強い必要を表します。「~しないといけない」という強めの言い方です。
例:You must wear a helmet.(ヘルメットを着けなければならない)
must の否定は注意が必要です。
- must not(mustn't):~してはいけない(禁止)
- don't have to:~しなくてもよい(義務がない)
例:
You mustn't run here.(ここで走ってはいけない)
You don't have to come today.(今日来なくてもよい)
⑤ may(~してもよい/~かもしれない)
may は「許可」や「可能性(ひかえめな予想)」を表します。
- 許可:May I ~ ?(~してもよいですか)
- 可能性:It may rain.(雨が降るかもしれない)
例:May I open the window?(窓を開けてもよいですか)
⑥ should(~したほうがよい)
should は助言(アドバイス)です。「~すべきだ」「~したほうがよい」という意味で、must ほど強くありません。
例:You should study every day.(毎日勉強したほうがよい)
should の否定文:should not(shouldn't)+ 原形
例:You shouldn't eat too much.
⑦ まとめ:形の作り方(共通)
肯定文:主語 + 助動詞 + 動詞の原形
否定文:主語 + 助動詞 + not + 動詞の原形(can は can't、will は won't など)
疑問文:助動詞 + 主語 + 動詞の原形 ~ ?
⑧ よくある間違い(必ずチェック)
- × I can to swim. → 〇 I can swim.
- × He can plays tennis. → 〇 He can play tennis.
- × Do you can play? → 〇 Can you play?
- × He will goes. → 〇 He will go.
- × You must not to go. → 〇 You must not go.
問題に挑戦
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助動詞の基本ルール(基礎)
次の文の( )に入る動詞の正しい形を書きなさい。He can ( ) basketball.〈play〉
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助動詞 can の後ろは動詞の原形です。三単現でも s はつきません。
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He can play basketball.
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can:能力(基礎)
次の日本文を英語にしなさい。「私は速く走ることができます。」
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「~できる」は can。動詞は run を原形で使います。
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I can run fast.
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can:依頼(基礎)
次の日本文を英語にしなさい。「手伝ってくれますか。」
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依頼は Can you ~ ? を使います。
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Can you help me?
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will:未来・意志(標準)
次の文を疑問文にしなさい。You will come tomorrow.
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助動詞 will を文頭に出します。Do は使いません。
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Will you come tomorrow?
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will:短い答え(標準)
次の質問に短く答えなさい。Will she help you?(否定で)
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No の後は「主語 + won't」です。
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No, she won't.
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must:義務(標準)
次の日本文を英語にしなさい。「あなたは時間を守らなければなりません。」
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「~しなければならない」は must。動詞は be / keep などが使えます。ここでは keep time(時間を守る)で書きます。
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You must keep time.
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mustn't と don't have to(標準)
次の2つを英語にしなさい。①「ここで写真を撮ってはいけません。」②「今日は来なくてもよいです。」
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禁止は mustn't。義務がない(しなくてもよい)は don't have to を使います。
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① You mustn't take pictures here. ② You don't have to come today.
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may:許可(標準)
次の日本文を英語にしなさい。「窓を開けてもよいですか。」
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ていねいな許可のたずね方は May I ~ ? を使います。
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May I open the window?
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should:助言(標準)
次の日本文を英語にしなさい。「あなたはもっと早く寝たほうがよいです。」
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助言は should。動詞は go to bed を原形で使います。
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You should go to bed earlier.
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ミス直し(応用)
次の英文の間違いを直しなさい。Do you can speak English?
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助動詞の疑問文は、助動詞を文頭に出します。Do は不要です。
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Can you speak English?
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使い分け(応用)
次の( )に最も適切な助動詞を入れなさい。You ( ) be quiet in the library.(図書館では静かにする必要がある)
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「~しなければならない」は must。「したほうがよい」なら should ですが、ここではルールとしての必要です。
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You must be quiet in the library.
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会話で使う助動詞(応用)
次の会話が自然になるように( )を埋めなさい。A: ( ) you help me with this bag? B: Sure. I will.
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「~してくれますか」という依頼は can を使うのが基本です。
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A: Can you help me with this bag? B: Sure. I will.